« ドクターシーラボ 試供品を試す | トップページ | 映画のレイティングシステム »

おくりびと

号泣して見ながら、凄い色々思い出した。

私が葬式に初めて行ったのが中1の時で、まだ若かった叔父が亡くなった時だった。
それから立て続けに祖父ちゃんが死んで、高校の同級生が死んで、祖母ちゃんが死んだ。

この人たちが私の中で綺麗なままで居続けているのは、この納棺師さん達のおかげなんだと、この映画を見てつくづく思う。
土色になった顔じゃなく、生きてる頃のように血色の良い顔しか覚えていないのは、私達に会う前にこの人達が綺麗にしてくれたんだと思った。

 

正直、おくりびとを知るまでは納棺師という職業は知らず、一緒くたに『葬儀屋』と呼んでいた。私はまだこの業界の事を詳しく知っているわけでもないし、この先知るかどうかも怪しい。
この映画の中のように「死体を触るから汚い」とか「まともな仕事じゃない」とかそんな偏見は無いけど、「不況に強い職業だよな」とか「結構金取るよな」とか思った事はたくさんある。

でも実際、葬儀屋さんが居なければ火葬の手続きがどうとかどんな事が必要なのかとかそんな事も知らないし、納棺師が居なければ見送りたい人を綺麗にしてあげる事も出来ないし、着替えさせるのだってワタワタになるだろう。

しかも彼らにしたら大事な人を失ってナーバスになってる遺族の前で、ご遺体に触れるんだから凄く神経を使う仕事だと思う。
映画中にも出てたけど、無神経に扱われて怒らない人なんていないだろうし。

 

そう思うとやってる人は大変だけど、無くなられたら困る職業だよなって思う。だから、映画を見ている最中は偏見を持ってる人への偏見でいっぱいになった。「町中で噂になる程、邪険にされる理由って何!?離婚原因に挙げられなきゃいけない職業か!?」っと。

やっぱりアカデミーでなくても映画作品として高い評価を受けるは当たり前のような気がした。
日本人として知ってなきゃいけない事に気付かせてもらえた、『勉強』もできた作品だった。

|

« ドクターシーラボ 試供品を試す | トップページ | 映画のレイティングシステム »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1202943/29129667

この記事へのトラックバック一覧です: おくりびと:

« ドクターシーラボ 試供品を試す | トップページ | 映画のレイティングシステム »